こんにちは。ケティコです。
外の空気が冷えて吐く息が白くなるころから、お部屋の窓はほとんど閉め切った状態に。
お部屋の中は空気が滞り、この季節は特に大気の乾燥によりホコリが舞いやすくなります。
皆さんのおうちの愛犬はくしゃみをしたり首回りや耳を痒がって、かいたりしていませんか?
ハウスダストによって私たちがアレルギー反応を起こすように、近年愛犬の間でもアレルギー持ちが増えているんです。
アレルギーがひどくなると、アレルゲンのない環境下でもアレルギー症状が収まらず晩年、これらの症状に悩まされる危険性もあるんですよ。
日頃、愛犬のこういった行動をよく観察することは、愛犬の健康管理においてはとっても大切なことです。今回はホコリの舞いやすいこの季節だからこそ、愛犬のアレルギー対策について一緒に学んでいきましょうね。
そもそもアレルギーって?
そもそもアレルギーとは、体を守るはずの免疫が逆に自分の体を攻撃してしまう状態をいいます。
ハウスダストの中に含まれる病原菌や花粉、食べものなどに過剰反応を起こし自分自身を攻撃してしまうのです。
そのアレルギーの原因のひとつである「食物アレルギー」については、多くのドッグフードに使われることも事実です。
日頃から愛犬の行動に変化がないかチェックをしたり、愛犬の体をよく触り被毛をかき分けて皮膚の状態を知っておくことは愛犬の健康管理において大切な習慣です。
一般的なアレルギー症状
何らかの物質がアレルゲンとなって、一般的に下にあげるような症状が引き起こされます。
- 皮膚炎
- 鼻炎
- 目の炎症
- 腸炎
次はアレルギーを引き起こしやすい食材をみていきましょう。
アレルギーを引き起こしやすい食材
下にあげるようなこれらの食材が、アレルギーの原因だといわれています。
- 牛・豚・鶏肉
- 乳製品
- 小麦
- 鶏卵
- 大豆
- トウモロコシ
- 食品添加物
タフツ大学(米国)では、愛犬の食材に多用されている鶏肉や牛肉に含まれる2つのタンパク質を、犬の食物アレルギーで一番多い原因としてリストアップしています。
次にこれらアレルゲンが原因となって、愛犬の体に現れるアレルギー症状について見ていきましょう。
愛犬の体に現れるアレルギー症状
アレルゲンが原因となって、下にあげるようなアレルギー症状が愛犬の体に現れます。
- 体のかゆみフケ
- 抜け毛
- 下痢
- 嘔吐
上にあげたような症状が愛犬にみられた場合、アレルギーの原因となっている可能性がある身近なものを選別して排除していく必要があります。
どういった場面で愛犬がくしゃみをしたり体を痒がったりしますか?
愛犬が体を痒がる多くの原因にはノミマダニが原因によるものもあります。
近年か温暖化の影響で、冬の間も散歩中に愛犬の被毛に寄生する可能性がありますので、その心配がある場合にはかかりつけの獣医師に地域性を聞くことが大切です。
もし年中ノミマダニの予防薬が必要な場合は飲み薬やスポットタイプの塗布剤を処方してもらいましょう。
今回はその原因が食物アレルギーである場合を考え、アレルギー症状を引き起こしている可能性が考えられる食材を見極めていきましょう。
アレルギー症状を引き起こしている可能性が考えられる食材の見極め方
下の3つのポイントに注目して、アレルギー症状を引き起こしている可能性が考えられる食材を見極めていきましょう。
- しばらくの間なるべく単一の食材を与え、アレルギー反応がどの食べものから出るのかをチェックする
- アレルギーの原因となる食べものが判明したら、主食であるドッグフードをはじめ原材料を確かめて、その原料を含むものを避ける
- その他、おやつなど添加物を含まない食べものを選ぶ
ここまでしっかり読んでいただき、アレルギー症状を引き起こしている可能性が考えられる食材を見極め、アレルゲンを排除してあげられるようになったら、今後また愛犬に食物アレルギーの心配が発生した時も、しっかり管理してあげることができるでしょう。
それでは、次の項目ではアレルギー症状の出やすい愛犬でも安心してあたえられる鹿肉についてその理由を一緒に見ていきましょう。
愛犬のアレルギーに「鹿肉」がいいワケ
鹿肉は獣医さんも推奨するほど低アレルギー食材として近年注目を集めています。
さて、ここからはアレルギー体質な愛犬にもなぜ鹿肉を安心して与えることができるのかを説明していきます。
そもそもジビエの鹿は家畜ではなく野生なので、育つ過程で人工的な手が加わっていないことが大きな特徴ですね。
野生の鹿のエサとなるのは、自然環境で生えている草や木の皮や木の実です。
通常家畜である、牛、豚、鶏は、成長ホルモン剤や感染症を防ぐ抗生剤や輸入飼料が使われることが多いのです。一方、鹿は自然界で育っているので、化学薬品など有害物質を口にしていません。
食物アレルギーに関しては、食物に含まれる化学的な物質(添加物)を食べ続けることで、体に累積されたそれら物質がある日、許容量を超えて体にアレルギー反応として出るのではないかとも考えられています。
だから、食物に含まれる添加物をなるべく減らしていくことが大切なんですね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は「鹿肉」がアレルギー体質の愛犬にも安心で、他のお肉では代用できない特別な食材である理由を、順を追って説明してきました。
アレルギーの心配が極めて少なく、獣医さんも推奨する貴重な食材が「鹿肉」であるということがよくおわかりいただけたかと思います。
愛犬の健康は私たち飼い主にかかっています。
毎日たくさんの学びや幸せをくれる愛犬には1日も長く健康で長生きして欲しいですよね?
そのためにはまず愛犬の健康食について知識を深め、その知識を活かして食材選びをしてあげることで、今日から愛犬の健康はより向上していくはずです。
ケティコキャンはいとおしい愛犬とあなたが一日でも長く幸せに過ごせることを、心から願っています。
これからも一緒に愛犬の健康に役立つ知識を学んでいきましょうね。
それはまたお会いしましょう。
ケティコでした。
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