愛犬もうっとり♡自然治癒力 高まるメディカルハーブのすすめ

愛犬健康術

こんにちは、ケティコです。

皆さんはハーブを活用したお茶やアロマテラピーを楽しんだことありますか?

ホリスティックケアカウンセラーとして動物看護師にあたっていた時代がありましたので、今日はそのホリスティックケアカウンセラーとして、愛犬の自然治癒力が高まるメディカルハーブのお話しをしてみたいと思います。

これまで愛犬のメディカルハーブの存在を知らなかった方も読み進めてみて、少しでも興味が湧いて取り入れられそうな部分があれば、おうちのワンちゃんとトライしていただけたら嬉しいです。

ハーブは心や体の癒しに素晴らしい効果を与えてくれます。

今回は、特にハーブの有効成分とエネルギーを使いながら自然治癒力を強め、刺激しながら、健康を回復させるメディカルハーブについて解説していきます。

ハーブについて

そもそも薬草としてのハーブの歴史は、まだ薬と言うものが存在しない頃に私たちの祖先が動物から教わった知恵が基になっていることをご存知でしたでしょうか?

大昔、たくさんの動物たちと人との生活がとても身近な存在であった頃、負傷した動物が特定の草を食べている姿や、ある特別な植物の茂に寝転びながら傷を癒している光景を見て、少しずつハーブについての知恵を得てゆきました。

ほとんどのハーブは、症状が起きたときにすぐに使えば素晴らしい効果が現れます。
面々と受け継がれてきたメディカルハーブの知識は、やがて科学の力で薬効が立証されることになります。さらに研究が進み、ハーブの成分の1つが困難の病気をも克服できる医薬品となり、私たちの健康回復に役立つようになってきました。現在メディカルハーブとして広く世界で愛用されているハーブは2000種類を超えます。

医薬品では、いわゆる上部の症状だけを治療し即座に結果を出しますが、ハーブ療法では、辛い症状をゆっくりと軽くしていきながら病気そのものの原因を取り除き、体自身に治癒力をつけていきます。

偉大な自然が作り上げた緑の薬と呼ばれる「ホールプラント」には、数百とも数千ともいわれる化学成分が含まれており、それらが相互に影響しあいながら体そのものを癒していくのです。

ですから単に1つの臓器の治療だけではなく、体全体に影響与えながら病んだ臓器を回復させ、動物の本来持っている自然治癒力を引き出していくことができます。

ハーブが不思議なほどの治癒効果を表すのはこの相乗効果のおかげです。心身両面、身体全体を癒すこれをホリスティック療法、あるいは全体療法と呼びます。

ホリスティック療法を取り入れながら治癒していくホリスティック・ハーバリストは、動物の体を複雑で綿密に存在している無数の臓器や化学物質、微生物の全てが相互に存在しあい、バランスをとりながら強い生命力を作り上げている1つの生命体とみなします。

そして常に肉体と精神がバランスのとれた状態を保つことが大切であると考えていますので、ハーブの持っている力を最大限に引き出すためには、ホリスティックな考え方をもとに治療していく必要があるのです。

健康な体はまず食事が基本となります。適切な食事を与えることから始め、心や体の機能を正しくバランスのとれた状態に維持できるようにし、何かが起きたときに正しい対処ができる心と体を作ってあげましょう。

ハーブの働き


ハーブにはたくさんの素晴らしい力があります。


ハーブの力を借りて、動物が本来備えている自然治癒力を引き出し、体のバランスを整えながら病気を予防していきましょう。


獣医学上使われている代表的なハーブの作用は次の通りです。


犬や猫に使える主なハーブ

栄養補給

ビタミンやミネラルなど普段の食事で補うことができない栄養素を補給します。特に栄養の高いハーブとしてアルファルファやネトル、イエロードックなどがあります。

②体質改善、解毒

毒素や老廃物が体に溜まると、皮膚疾患やリウマチ、顔など様々な疾患を引き起こすことになります。体質改善作用を持つハーブで身体機能を強化し、体内の老廃物を排出する機能を高めていきます。アルファルファやレッドクローバー、バードック、ネトルなどが代表的なハーブです。

③後炎症抗菌

炎症を緩和し、細菌などの装飾や成長を抑える作用があります。エキナシア、オレゴングレープ、セージ、マシュマロウなどが代表的なハーブです。

④免疫強化

免疫機能を刺激し免疫系統の働きを促し、病気にかかりにくい体にしていきます。エキナシアやオレゴングレープ、エルダーなどが代表的なハーブです。

⑤神経安定、鎮静

性神経の緊張や不安を解きほぐし、落ち着かせる作用があります。

スカルキャップやバレリアン、パッションフラワー、セントジョンズワート、オート麦などのハーブがこれにあたります。

⑥抗酸化、アンチエイジング

必須脂肪酸を多く含むハーブで臓器の酸化を防ぎ、健康な体にしていきます。代表的なハーブがフラックスやボリジ、月見草などです。

ここでは、代表的なハーブをいくつかご紹介してきました。

愛犬に取り入れてあげたいハーブが見つかったら、そのハーブについて少し掘り下げて情報を探してみるのも良いでしょう。ハーブ専門店で用法容量など相談してみたり、ハーブの書籍をみてみたりするのは知識が広がって、とても素晴らしいアイデアです。

与えるときの注意

どんなに食品にも言えることですが、ハーブでも稀にアレルギー反応を起こすことがあります。

使う前にアレルギー反応を確かめましょう。チンキならそのまま少し肌に落としてこすってみます。カプセルならカプセルを外して中身を取り出し、少し水を加えてペースト状にして柔らかくなったら肌に塗ってみてください。

初めて使う時や、肌が赤くなったり痒みが出たりした時などには、商品のラベルに記載してある使用量の目安の1番少ない量から使ってみましょう。禁止に当てはまる症状がある場合は十分に注意しましょう。

また同じハーブを長期間使い続けないように気をつけてください。4〜6週間続けても効果が得られない場合は、別のハーブを試すようにしましょう。

まとめ


いかがだったでしょうか?

今回の記事では、ホリスティックケアカウンセラーとして、愛犬の自然治癒力が高まるメディカルハーブのお話しをしてきました。

これまで愛犬のメディカルハーブの存在を知らなかった方も読み進めてみて、少しでも興味が湧いて取り入れられそうな部分があれば、おうちのワンちゃんとトライしていただけたら嬉しいです。

ハーブ療法を取り入れるときには、簡単に結果が出ないからといってすぐにあきらめないでください。

ホリスティックな考え方を持つよう日頃から心がけると、自然と健康な心身とは何かが理解できるようになってゆくものです。少し変化があった気がした時は見逃さないようにしてあげることが、パートナーの健康維持に繋がります。

日頃から愛犬を観察してよく触ってあげましょう。
愛犬もその触れ合いの時間を楽しみの時間と思うようになり、心を通わせあう幸せな時間になります。

お互いに癒しあえるかけがえのない時間となるはずですので、今回のメディカルハーブのお話をきっかけに健康な心身とは何かを日頃の生活で意識してもらえたら嬉しいです。

それではまたここでお会いしましょう。

ケティコでした。



おまけ


実は今回タイトルごとに登場してくれたワンちゃんたちは、ケティコキャンの公式スメぺシャルアンバサダーのお友達です♡

埼玉県朝霞台でケティコキャンのイメージ写真や商品撮影をした時に関東にお住まいの皆さんに一日ご協力いただきました。

プードルのカノンちゃん、ビションフリーゼのハチくん、素敵な笑顔を見せてくれてありがとう!♡

そして撮影に一日中ご協力いただきましたママたちに心から感謝しております。

そして素敵な写真を撮っていただいた写真家杉本奈々恵さんの愛犬チワワのアレックス君にもモデルをご協力いたきました。皆様、その節は本当にどうもありがとうございました!

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