愛犬のいざという時の動物病院をみつけておこう

愛犬と医療

こんにちは。ケティコです。

先日、うちの実家の愛犬が突然立ち上がれなくなってしまい、家族みんなが急なできごとに驚いてしまいました。

このときの出来事を参考にしながら、今回はおうちの愛犬がいざという時に、大変強い見方になってくれる動物病院をみつけておくことの大切さについてお話したいと思います。

あまり想像したくはありませんが、大切な愛犬の万が一の事態が起きたときのために、わたしたち飼い主がなるべく冷静に速やかに対処してあげられることがとても重要になります。

緊急事態に備えてできることをあらかじめ準備をしておきましょう。

かかりつけの獣医さんのできることを事前に把握しておく

愛犬が健康そうにみえていても、ある日突然倒れるという事はあります。

というのも先日、よく晴れた穏やかな朝に、うちの愛犬が今朝からご飯を食べなくなりぐったりしていると実家の母から連絡が入りました。

愛犬のサラは今月14歳になったばかりのボーダーコリーです。

今年に入るまで一度も病気になったことがなく、ご飯はなんでも大喜びで食べる雑食形女子でした。



そんな事でしたので、これは相当状態が悪いと思い都内から埼玉の実家へ駆けつけました。

いつもシャンプーやワクチンでお世話になっていたかかりつけ獣医さんに電話をしたところ、お昼から手術予定がはいっていたため休診時間に往診に来る事はできないとのことで、急いで往診可能な近くの獣医さんに連絡をし、駆けつけてもらいました。

それが私が実家について1時間半後くらいのことでした。

サラが病院に運ばれてから血液・レントゲン・エコー検査を受けて出た診断は「腹腔内出血による貧血」です。お腹に水の様なものが溜まっていて針を刺して抜いてみるとそれが血液だったからです。

おそらく多くの場合、脾臓にできた腫瘍が破裂した可能性が高いでしょうとのことでした。

獣医さんに駆けつけてもらうまでぐったりしていた1時間のあいだに、一度引きつけを起こしていて、その時は呼吸が止まり瞳孔が開いていましたので、本人は8秒たらず三途の川を目の前にぼーっと佇んでいたんじゃないのかと想像します。

前日まで、いつもの散歩コースで60段の階段を登っていたそうなので、あまりにも突然のことに驚きました。


5歳ごろのサラ。この頃は出かければこれでもかというほど、一日中走り回っていました。


病院ではひとまず、止血剤とステロイドなどを点滴で打ってもらい、意識もうろうとした状態からは脱したので、一度自宅へ送り届けてもらいました。

本来でしたら腫瘍の破裂がおきたら失血が進んで大変危険な状態ですので緊急手術が必要です。

あいにく往診に駆けつけてもらった病院では大きめの手術をされていなかったため、点滴と本人の生命力が合わさって夜にはすこし盛り返し、レバーを食べてくれました。

血液の値が著しく下がっている時は、呼吸しても酸欠状態で大変苦しいので少しでも食べてくれるのであればレバーなどの食品で鉄分を急いで補給してやることが大切です。

その日の間にどうぶつの総合病院へ電話をし、また大量出血が起きないうちに手術をしてもらうことを決意しました。貧血の状態で次にもう一度出血が起きたらもうだめだと思ったからです。

そうして次の日の朝、詳しい検査を総合病院でもしてもらい、脾臓の腫瘍が破裂したことによる多量出血を起こしていたことが確定しました。そのまま緊急手術をすることに・・・。

万が一の時の処置が受けられる動物病院はどこか

このように、あまり想像はしたくはありませんが、健康そうに見えていたかわいい愛犬がある日突然倒れるという例は、少なくありません。

私が高度医療を行う動物病院に勤めていた時も、突然鼻から多量の出血をしたり、どこからの出血もなく倒れたといって連れてこられる犬がおりましたが、その患者の数割がどこかの場所の腫瘍などの破裂・失血によるものでした。場合によっては処置の甲斐なく亡くなられてしまう動物をみてきました。愛犬が突然ぐったりした時は、口の中の色を観察し、白くなっていた場合は急性の貧血・失血を起こしています。

うちのサラの場合、高齢犬と言うこともあり、今年に入り毎月血液検査などを受けさせていたにもかかわらず、数値などでは正常値内だったこともあり予知することができませんでした。

今回、サラの件を踏まえて、愛犬の場合8歳以上がシニア期とされ、定期的な健康診断を始めてあげるタイミングです。

ぜひ余裕のある時は、お腹のレントゲンやエコー検査も定期的に受けさせてあげましょう。

そして今回の記事のタイトル通り、こういった突然の愛犬の事故が起きた場合に、ある程度の処置をしてくれる家から1時間以内の病院を探しておく事がとても大事です。


愛する愛犬の緊急事態が起きたときは、飼い主さんはパニックに陥ることがあり冷静に動けなくなるパターンが多いですので、携帯電話の電話帳とおうちのカレンダーに緊急時の連絡先を付箋で貼り付けておくことをおすすめします。

今回お世話になったのは埼玉県川口市にある「どうぶつの総合病院」です。夜間救急があって、立地は「川口東インター」降りて直ぐの都内からもアクセス良好な動物病院です。




わたしが動物看護師時代にこちらに研修に来たことがありますが、万が一の時には、最高の高度医療が最速で受けられます。動物医療の最先端といえば米国ですが、米国の各専門医の資格を取得している獣医さんたちも多く所属しているのも特徴です。

愛犬の緊急事態に備えてやっておくべきチェックリスト


さっきお話しした緊急時の連絡先の簡単な見つけ方をチェックリストとして書いておきますね。

まず、この記事を読んでいただいているみなさんにやっていただきたいことは、下記の3点のチェックをすることです。

このチェックを済ませれば、緊急時にどこに連絡したらいいのかが明らかになります。


  1. かかりつけの動物病院は往診ができるか(特に車がなかったり、中型犬以上を飼っている場合)

  2. かかりつけの動物病院は緊急事態にどこまで対応可能か(できる手術と処置の規模を確認しておく)

  3. かかりつけの動物病院が連携している動物病院があればそれはどこか受付で確認を。
    1. ある程度の処置まで対応してくれる大きめの動物病院との連携があるか?
    2. もし連携病院がない場合は、万が一の時にどこに連絡をしたらいいのかを受付で確認しておく。


これらをチェックしておけば、携帯電話とカレンダーにひかえておくべき連絡先が分かり、愛犬の万が一の時もある程度は冷静に対処できるでしょう。



いかがだったでしょうか。

今回は、おうちのペットがいざという時に、大変強い見方になってくれる動物病院をみつけておくことの大切さについて、お話してきました。



大切な家族に万が一命に関わる事態が起きたときに、少しでも冷静に対処してあげられるよう、私たち飼い主ができることはこのような準備です。


私が運営しているいオーガニックペットフードブランド「ケティコキャン」は、いとおしい愛犬と一日でも長く健やかにすごせるように愛犬の本質的な健康をどこまでも追求しています。

このコンセプトに基づいた記事をまたあげていきたいと思いますので、時間があるときはいつでも遊びに来てくださいね。

それではまたここでお会いしましょう。

ケティコでした。



おまけ

貧血気味の愛犬にオススメの食材は鹿のレバーですが、その証拠として、鹿肉はどの部位をとっても他の肉と比較して鉄分がダントツ高いことが明らかです。


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