犬は、本来 肉食の動物です。人間と共生するようになり雑食へと進化しましたが、*アミノ酸スコアの高い肉は犬が消化吸収を得意とする食材です。

手作り食がブームとなっている現在では、タンパク質量が足りず栄養不足になる犬が増えてきていることも事実です。プロテインは、動物にとっていわば生命維持装置のようなものです。

タンパク質不足 愛犬に起こる問題

タンパク質が不足することにより、愛犬の体力が落ち、被毛のパサつき、皮膚の乾燥など体に症状が現れます。また免疫が落ちてしまい病気にかかりやすくなるというリスクが高まります。もし、愛犬にそのような兆候が見られたら、タンパク質が不足している可能性があります。

*アミノ酸スコア 食べ物に含まれる「タンパク質(プロテイン)」の量と「必須アミノ酸」がバランス良く含まれているかを数字で表わした指標です。必須アミノ酸の数値が100に達しているものが、質の良いタンパク質です。

肉類のアミノ酸スコアは非常に高く、特に鹿肉はアミノ酸スコア100点であり、良質なタンパク質の条件を完璧に満たした食材です。

愛犬に与えるタンパク質は、量よりも質を重視すべきなのです。